• 初めて調剤・投薬する薬・・・どんな事に気をつければいいのか、ワンポイント・アドバイス

グレープフルーツと降圧剤

グレープフルーツと降圧剤の相互作用はよく知られていますが、薬剤によりその強弱があります。

アムロジピンなどは比較的相互作用の影響が弱いと言われています。薬局やクリニックによっては食べても影響なしと説明するところもあるため、自分の薬局がどう説明しているか、管理薬剤師に確認しておいた方が無難です。

相互作用の強さ

  • 強い:アゼルニジピン(カルブロック)/シルニジピン(アテレック)/ベニジピン(コニール)/ニフェジピン(アダラート)
  • やや強い:ベラパミル(ワソラン)
  • 弱い:アムロジピン(ノルバスク)

柑橘類による違い

・グレールフルーツの他に、スウィーティ(グレープフルーツとぶんたんの交配)も注意が必要

・その他にも影響を与える柑橘類は多数あるため、すべて覚えるのは大変です。まずはグレープフルーツとスウィーティだけ覚えて、あとは一覧表にしてメモ帳などに挟んでおき、患者さんに聞かれた時にそれを見て答えられるようにしておけばOKです。

高の原中央病院DIニュース 柑橘類と医薬品 参照

コメント一覧

アムロジピン(ノルバスク) – 新人薬剤師へのワンポイント・アドバイス!2020年10月4日 10:31 AM /

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ニフェジピンCR錠(アダラートCR錠) – 新人薬剤師へのワンポイント・アドバイス!2020年10月4日 10:32 AM /

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