• 初めて調剤・投薬する薬・・・どんな事に気をつければいいのか、ワンポイント・アドバイス

意外と知らない『歯』の話

今日のお話は、『歯』です🦷

歯医者でもないのに、薬剤師に歯の知識必要??と思われるかもしれませんが、こう言った、薬以外の知識を持っていると患者さんとの話が弾みます。

そこで、今回は『歯』についてのワンポイント・アドバイス出来る知識を身につけましょう✨

ポリデント下さい。総入れ歯になっちゃってね・・・
年だから仕方ないんだろうけど。

皆さん、年をとれば歯が抜けていくのは仕方ないと思っていませんか?入れ歯やインプラントになっても仕方ないと。年齢のせいだと思っていませんか。

そもそも歯の本数は、親知らずを抜かすと、28本あります。

では80歳になったら一体何本残っているのでしょう??

あるデータによると

80歳の平均残存歯数

スウェーデン21本
 日本 9本

そのもの、歯そのものに寿命がある訳ではありません。

歯並びや生活習慣病などが原因で一定の年齢で歯が抜けていきます。

これが歯の寿命の正体です。

歯が失われる原因は大きく3つあります。

  1. 歯周病や虫歯:歯を失う原因で最も多いのが歯周病で全体の約4割。虫歯が原因で歯を失う人は約3割。この2つが全体の約7割を占めます。
  2. かみ合わせなどによる歯への負荷:歯に大きな負担がかかると歯が抜ける原因になります。歯を食いしばったり、歯ぎしりや噛み合わせの悪さも歯に負担をかける原因になります。
  3. その他、ストレスや生活習慣病:過度のストレスや生活習慣病の悪化も歯の状態を悪化させます。

歯が失われると・・・それだけでは済まないのです!!

歯を失うと、一緒に失うものがたくさんあります。

  • 見た目の悪化

歯をないことが気になり、人前で笑ったり話したりすることが減ったり、旅行や食事会で入れ歯が気になり楽しめなくなる事もあります。失った歯の影響で歯並び、かみ合わせの悪化する。

  • 栄養バランスが崩れる

歯が減った事により食事が自然と軟らかいもの中心となります。つまり炭水化物(たとえば麺類など)が増え、お肉のようなたんぱく質をさけるようになります。その結果栄養バランスは大きく崩れます。

  • 生活習慣病の悪化

栄養バランスは崩れ、高血圧や糖尿病など様々な病気を悪化させます。咀嚼回数が減る事により脳への刺激も減り、認知症のリスクも高まると言われています。

そうなんです!!歯を失うことは、健康を失うことに直結しているのです。

では、スウェーデンに比べ、なぜ日本はこんなにも多く歯を失うのでしょうか?

それは、ずばり、歯が痛くなってからしか、歯医者に行かないからです。

虫歯や歯周病が相当悪化してからしか歯医者に行かず、1本2本と歯を失います。

その頃はまだ危機感を感じません。何本か失い治療法が入れ歯かインプラントしかなくなった時に初めて危機感を覚えます。しかし、時すでに遅しです。その頃には他の歯も、虫歯や歯周病になっており、どんどん歯が失われていくしかありません。

もう1つ、こんなデータがあります。

定期予防・クリーニングの受診率

スウェーデン90
日本 2

もうお分かりだと思います。

日々の歯磨きだけでなく、歯科で定期検査やクリーニングをうけ、虫歯などを早期発見することが、歯の寿命を延ばす効果的な方法なのです。

年をとったから、歯が抜けても当たり前なんて決して思わないでください。

手入れをすれば、歯はちゃんと残せます!!ぜひかかりつけ歯科医をみつけて、定期的に検査・クリーニングを受けてください。

ちなみに、ゲンも40歳を機に歯科の定期クリーニングを始めました✨

興味がある方は下記のサイトを読んで見て下さい。とっても詳しく書かれています。

歯の寿命をのばす会